KOMORIの次世代デジタル印刷機「J-throne 29」を米国・1Vision社に北米初納入

2025年06月05日

株式会社小森コーポレーション(東京都墨田区、代表取締役社長 持田 訓)(以下、KOMORI)は、次世代デジタル印刷機「J-throne 29」を、米国の印刷会社1Vision社(テキサス州・ヒューストン)に北米で初めて納入することをお知らせします。

1Vision社は、全米に拠点を持つ商業印刷・ダイレクトメール分野のリーディングカンパニーで、今回の戦略的投資により技術面での優位性をさらに強化することを目指しています。本納入は2025年夏に予定されています。


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J-throne 29 デジタルインクジェット印刷機



同社は、幅広いサービスにおいて迅速な対応と卓越した品質を提供することで、全米で高い評価を得ています。J-throne 29の導入は、顧客第一を掲げる同社にとって、納期の短縮、柔軟性の向上、運用効率の強化を実現するためのものです。

1Vision社のCEO兼オーナーであるAllen Taheri氏は、次のように述べています。

「過去7年間、当社にとってKOMORIは素晴らしいパートナーであり続けています。日本の工場での実機テストを高く評価し、J-throne 29を当社のビジネスモデルに取り入れる価値を感じました。この印刷機は、当社のデジタル印刷分野での成長ビジョンに完全に合致しており、B2+サイズの印刷において、生産性と柔軟性の両面を大きく向上させることを確信しています。」

コモリ・アメリカの執行副社長Mark Milbournは、次のようにコメントしています。

「同社のJ-throne 29への投資は、スピードと品質を両立するデジタル印刷機のニーズの高まりを示しています。同社との関係をさらに深め、この新たなチャレンジに取り組めることを誇りに思います。」

この導入は、北米におけるKOMORIのデジタル印刷技術の拡大に向けた重要な一歩となります。

J-throne 29は、オフセット印刷に迫る生産性とデジタル印刷の柔軟性を兼ね備え、商業印刷、ダイレクトメール、パッケージ印刷、特殊印刷分野において業界に革新をもたらします。

J-throne 29の特長

・毎時6,000枚の高速印刷

29インチの用紙サイズ

LED UV瞬間硬化による省エネと即時の後加工を実現

・広色域で鮮やかな色再現を可能にする新開発のUVインク

KOMORIKP-Connectプラットフォームによる操作性向上とリモートメンテナンス

詳細はこちら:https://www.komori.com/ja/jp/product/press/digital/j-throne_29.html


1Visionについて

全米に複数の拠点を持つ1Visionは、商業印刷、デジタルコミュニケーション、ダイレクトメールソリューション分野のリーディングカンパニーです。スピード、革新性、顧客第一の姿勢で知られ、全米の顧客に対して戦略的かつ高性能な印刷サービスを提供しています。
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