KOMORI、2026年版カレンダーを発表 「NEO HOKUSAI」が体現するFUSION "Nature & Technology"

2025年12月02日

株式会社小森コーポレーション(東京都墨田区、代表取締役社長 持田 訓)(以下、KOMORI)は、「プリントテクノロジーで社会を支え感動をもたらす」というKOMORIグループパーパスを象徴するプロジェクトとして、2026年版KOMORIカレンダーを制作したことをお知らせします。

■制作の背景
KOMORIは1923年の創業以来、印刷機械システムメーカーとして、情報・経済・文化を支えてきました。100年にわたり培ってきた「プリントテクノロジー」を追求することで、環境・社会課題の解決にも貢献しています。昨年度に引き続き「FUSION "Nature & Technology"」をテーマに2026年版カレンダーを作成し、KOMORIが追求するプリントテクノロジーの価値と、自然と技術の融合を表現しました。

■絵柄とアートコンセプト
絵柄には、江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎による名作「富嶽三十六景」を、現代の視点とコンピューター技術を掛け合わせて再構築したアート作品「NEO HOKUSAI」を採用しました。アーティストユニット「ENLIGHTENMENT」が手がけたこの作品群は、自然美と現代的な幾何学模様が融合し、カレンダーのテーマである「FUSION "Nature & Technology"」 を体現しています。

■印刷技術と表現
表紙は、KOMORIの最新UVインクジェットデジタル印刷機J-throne 29によって印刷されています。J-throne 29は、資源の有効活用と環境負荷の低減に貢献する、環境配慮にも優れた印刷機です。さらに、RGB印刷が色彩の幅を大きく広げ、より鮮やかな表現を実現しています。これにより、ENLIGHTENMENTによるアートワーク"NEO HOKUSAI"の繊細な色彩やグラフィックの魅力を最大限に引き出し、カレンダーの表紙としてふさわしい高い完成度に仕上げました。
カレンダーページは、多色オフセット印刷機によって印刷されており、特色インキやニス加工を駆使することで、北斎の世界を視覚だけでなく触感でも豊かに表現しています。

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■カレンダー構成
表紙:富嶽三十六景 神奈川沖浪裏
1-2月:富嶽三十六景 相州梅沢庄
3-4月:富嶽三十六景 東海道品川御殿山ノ不二
5-6月:富嶽三十六景 深川万年橋下
7-8月:富嶽三十六景 凱風快晴
9-10月:富嶽三十六景 東海道程ケ谷
11-12月:富嶽三十六景 駿州江尻

■アーティスト
ENLIGHTENMENT / エンライトメントは、ヒロ杉山、中島友太、吉田真由、角田麻有からなるアーティストユニット。1997年にヒロ杉山が中心となり結成された。ファインアートの世界で国内外の展覧会で作品を発表する一方、フリーペーパーやアートブックの出版、広告や雑誌、CDジャケットなどで独創的なグラフィックを発表し続けている。さらにPV制作やVJなどの映像分野での評価も非常に高く、平面だけではなく立体作品から空間演出も手掛け、幅広い創作活動を展開している。

■富嶽三十六景
江戸時代に活躍した浮世絵師、葛飾北斎による富士図版画集。1830年頃〜1834年頃版行。
富士山を各地のあらゆる角度から様々な表情で描きだした、全46図からなる錦絵(多色摺の木版画)。

KOMORIは、これからも「プリントテクノロジーで社会を支え、感動をもたらす」というグループパーパスのもと、期待を超える価値「感動」の創造に取り組んでまいります。


プレゼントキャンペーンを開催いたします。
詳細は弊社Instagramアカウントよりご確認ください。

※本カレンダーはすべてKOMORIの印刷機で制作されています。
※本カレンダーは非売品です。