つくばプラントにおける再生可能エネルギー活用および省エネルギー化を推進
2026年04月06日
株式会社小森コーポレーション(東京都墨田区、代表取締役社長 持田 訓)(以下、KOMORI)は、つくばプラント(茨城県つくば市)において、大規模太陽光発電設備および空冷ヒートポンプ式空調用熱源機を導入し、稼働を開始したことをお知らせします。
本取り組みは、KOMORIの長期環境ビジョン「KOMORIエコビジョン」に基づき、再生可能エネルギーの活用と省エネルギー化を通じて、環境負荷の低減を図るものです。
1.背景と目的
KOMORIは、地球温暖化防止および持続可能な社会の実現に向け、国内外グループ全体で再生可能エネルギーの活用と省エネルギー化を推進しています。
こうした方針のもと、つくばプラントでは発電設備および空調用熱源設備を導入し、CO₂排出量削減につながる取り組みを進めています。
2.大規模太陽光発電設備の導入概要
つくばプラントでは、オンサイトPPA*1方式により発電容量1,800kWの大規模太陽光発電設備を導入し、2026年4月1日より本格稼働を開始しました。2016年に導入した既設設備(500kW)と合わせ、工場における再生可能エネルギーの活用をさらに拡大しています。
<太陽光発電設備 導入効果>
・発電容量:1,800kW(既設との合計 2,300kW)
・年間発電量(見込み):約200万kWh(既設との合計: 約260万kWh)
・年間CO₂排出量削減効果(見込み):約860トン*2(既設との合計 約1,100トン)
・工場全体の電力使用量に対する再生可能エネルギー比率:約21%(既設との合計)
*1 オンサイトPPA:
発電事業者が、電力を使用する企業の敷地内に太陽光発電設備を設置・所有・運用し、そこで発電された電力を当該企業が長期にわたり購入する仕組み。
・発電事業者:東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社(TGES)
・導入先:株式会社小森コーポレーション
*2 CO₂排出量は、2025年度のロケーション基準排出係数を用いて算定しています。
3.空冷ヒートポンプ式空調用熱源機の導入概要
つくばプラントの工場空調用熱源機を、従来のガス吸収式冷温水機から空冷ヒートポンプ式モジュールチラーへ更新し、2026年1月下旬より稼働を開始しました。
本更新は2018年に続く2機目の導入であり、さらなるガス使用量の削減とCO₂排出量の低減に寄与します。
<空調用熱源機 導入効果>
・年間ガス削減量:約200千m³(2024年度比 約45%削減)
・CO₂排出量削減効果(見込み):約310トン*3
*3CO₂排出量は、2025年度のロケーション基準排出係数を用いて算定しています。
4.長期環境ビジョン「KOMORIエコビジョン」
「KOMORIエコビジョン」は、地球温暖化防止、循環型社会への対応、生物多様性の保全を柱に、持続可能な社会の実現を目指す長期的な指針です。
KOMORIは、2050年カーボンニュートラル達成に向け、2030年度までにグループ全体のCO₂排出量を2022年度比で26%削減するとともに、主力印刷機の稼働時CO₂排出量を30%削減することを目標としています。
5.グループ全体の取り組み
KOMORIグループでは、つくばプラントに限らず、国内外の生産拠点において再生可能エネルギーの導入と省エネルギー化を推進しています。
海外においては、中国・南通の生産拠点である小森机械(南通)有限公司が、2025年に発電容量880kWの太陽光発電設備を導入し、年間約530トンのCO₂排出量削減を見込んでいます。
また、印刷後加工機の製造販売を担うグループ会社MBO Postpress Solutions GmbHは、ドイツおよびポルトガルの工場において太陽光発電設備を導入し、年間約116トンのCO₂排出量削減を実現しています。
今回のつくばプラントにおける取り組みも、こうしたグループ全体の環境施策の一環として位置づけられます。
6.今後の取り組み
KOMORIは今後も、国内外の生産拠点を中心に、再生可能エネルギーの活用および省エネルギー化を推進し、環境負荷低減と持続可能な社会の実現に貢献してまいります。






