盛大印刷と戦略的パートナーシップを締結 ー生産高度化とスマートファクトリー構築により事業成長を支援

2026年08月07日

株式会社小森コーポレーション(東京都墨田区、代表取締役社長 持田 訓)(以下、「KOMORI」)は、中国のグループ会社Komori (Shenzhen) Print Engineering Co., Ltd.が、Henan Grandprint Co., Ltd.(河南盛大智能印刷集団有限責任公司、中国河南省、董事長 崔 文峰)(以下、盛大印刷)の事業成長および生産高度化を支援するための戦略的パートナーシップを締結したことをお知らせします。

本協業は、設備導入にとどまらず、生産システム、印刷工程、後加工、デジタル技術を組み合わせた包括的なソリューションの提供を通じて、盛大印刷の生産体制の最適化を支援するものです。KOMORIは、盛大印刷の事業成長を支援するとともに、次世代型の生産モデル構築に取り組みます。

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調印式を行った盛大印刷董事長・崔文峰(右)とKomori (Shenzhen) Print Engineering Co., Ltd.社長・Larry Yang(左)

盛大印刷は、商業印刷およびパッケージ印刷を主力事業としており、多様なサイズ・仕様への対応や、特殊加工を含む高度な印刷ニーズへの対応が求められています。

同社は生産体制の中核を担う設備として、これまでにKOMORIのオフセット印刷機およびMBO後加工設備をそれぞれ50台以上導入し、生産能力の拡大と品質向上を進めてきました。

今回の取り組みは、こうした協力関係を基盤に、設備導入にとどまらない包括的なソリューション提供を通じて、生産プロセス全体の最適化とスマートファクトリー化を推進するものです。

2026年7月には盛大印刷の経営陣が来日し、KOMORIの本社およびつくばプラントを訪問しました。

両社は今後の協業方針について協議するとともに、KOMORIの技術やソリューション、生産現場の視察を通じて、スマートファクトリー化および生産高度化に向けた取り組みについて意見交換を行いました。

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KOMORIの本社を訪問した盛大印刷経営陣

Henan Grandprint Co., Ltd.のコメント

「今回の訪問を通じて、KOMORIGrandprintのパートナーシップはさらに強固なものとなりました。私たちは自社の戦略的ニーズと長期ビジョンを共有し、KOMORIからはそれに対する高い理解と的確な対応を示していただきました。また、KOMORIの先進的な技術と生産現場から多くの知見を得ることができました。今後、両社の協力関係がさらに深化し、より幅広い分野へと発展していくことを確信しています。」

株式会社小森コーポレーション 代表取締役社長 持田 訓のコメント

「盛大印刷とは長年にわたり協力関係を築いてまいりました。このたび、より長期的な視点でお客様の事業成長を支援するパートナーシップを締結できたことを大変うれしく思います。今後も対話を重ねながら、ともに新たな価値の創出に取り組んでまいります。」

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盛大印刷の経営陣がつくばプラントを視察


協業内容

盛大印刷の成長戦略および生産要件に基づき、KOMORIは設備・システム・プロセスを組み合わせた統合的なソリューションを提供します。

具体的には、以下の領域において生産体制の高度化を支援します。

1)生産のデジタル化
KP-Connect Proおよび同社のMES(製造実行システム)を活用し、生産プロセスの可視化と最適化を推進し、工程全体の効率向上および運用の安定化に寄与します。

2)多様な印刷需要への対応力強化(オフセット印刷機のラインアップ構築)
26〜46インチの片面機、反転機、両面機などの幅広い機種を組み合わせ、商業印刷およびパッケージ印刷それぞれの要件に応じた生産体制を構築し、多様な仕様への柔軟な対応を実現します。

3)高付加価値製品の安定生産
粘着ラベル、PVC、特色印刷など、多様な特殊印刷要件に対し、個別最適化された印刷プロセスを提供することで、高付加価値製品の安定生産を支援します。

4)デジタル印刷・後加工による製品価値向上
最新デジタル印刷機J-throne 29MBOの紙折機(MBO K70MBO T50MBO B30MBO K90)、ならびにScodixのデジタル加飾機、Bogramaの打ち抜きライン等を組み合わせることで、製品価値の向上と生産工程の効率化を両立します。

これにより、商業印刷およびパッケージ印刷の双方において、製品や仕様に応じた柔軟な生産体制の構築を支援します。


スマートファクトリー化に向けた3か年計画

今回の協業の核となるのは「機器連携によるスマートファクトリー化」です。

生産設備と製造実行システムの連携を段階的に進めることで、スマートファクトリー化に向けた基盤構築を推進します。具体的には、KOMORIKP-Connect Proと、同社のMESを連携させることで、設備稼働状況や生産データの可視化を図り、生産工程全体の最適化を目指します。

2026年:KOMORIのオフセット印刷機36台をKP-Connect Proに接続
2027年:接続台数を60台以上へ拡大
2028年:グループ内の全KOMORI設備をMESと統合

これにより、データに基づく生産管理の高度化を進めるとともに、効率的で安定したオペレーションの実現を支援します。


KOMORIは、本協業を通じて、顧客の生産課題や事業戦略に応じて設備・システム・デジタル技術を組み合わせたソリューション提供をさらに強化し、生産工程の効率化および付加価値向上を支援してまいります。また、本取り組みで得られた知見を活かし、より多くのお客様の課題解決と印刷業界のさらなる発展に貢献してまいります。


◆お問い合わせ先

株式会社小森コーポレーション

海外営業・サービス本部

お問い合わせフォーム:https://www.komori.com/ja/jp/inquiry/