環境(E)
化学物質管理
グリーン調達
弊社は、環境基本方針およびCSR調達ガイドラインを定め、地球環境の保全や循環型社会の構築、さらに労働者の安全な作業環境の確保を目指しています。この取り組みの一環として、環境に配慮したお取引先様から環境負荷の少ない部品・材料・製品を優先的に調達する「グリーン調達」を推進しております。
その具体的な指針として、「KOMORIグループ グリーン調達ガイドライン」を制定し、お取引先様と共に国内外の法規制に適合するための化学物質管理に取り組んでおります。
PRTR制度への対応
人の健康や生態系に有害なおそれがあるとされる対象物質について排出量、移動量を管理し、届出および情報開示しております。
フロン排出抑制法への対応
該当製品の年次点検および簡易点検の実施、履歴の管理を行い、遵守を徹底しております。
環境データ
温室効果ガス(GHG)排出量
(単位:t-CO2)
単位:t-CO2
| 項目 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 2025年3月期 | |
|---|---|---|---|---|---|
| Scope1※1 | 5,003 | 4,883 | ※44,570 | 4,555 | |
| Scope2(ロケーション基準)※2 | 13,221 | 13,073 | ※412,049 | 11,872 | |
| Scope2(マーケット基準)※3 | 12,553 | 13,485 | ※411,709 | 11,381 | |
| Scope1+2合計(Scope2はマーケット基準) | 17,556 | 18,368 | ※416,279 | 15,936 | |
| Scope3※5 | 1,064,832 | 1,182,737 | 1,090,125 | 1,056,651 | |
| カテゴリー内訳 | |||||
| 1 | 購入した製品・サービス | 374,070 | 459,015 | 458,067 | 441,359 |
| 2 | 資本財 | 4,416 | 5,461 | 6,543 | 10,166 |
| 3 | エネルギー関連事業 | 1,559 | 1,416 | 1,555 | 1,552 |
| 4 | 輸送、配送(上流) | 24,599 | 26,394 | 29,312 | 28,446 |
| 5 | 事業から出る廃棄物 | 116 | 122 | 149 | 157 |
| 6 | 出張 | 979 | 696 | 1,290 | 4,201 |
| 7 | 雇用者の通勤 | 3,274 | 3,404 | 3,075 | 2,630 |
| 8 | リース資産(上流) | - | - | - | - |
| 9 | 輸送、配送(下流) | - | - | - | - |
| 10 | 販売した製品の加工 | - | - | - | - |
| 11 | 販売した製品の使用 | 653,427 | 683,565 | 587,741 | 565,668 |
| 12 | 販売した製品の廃棄 | 2,392 | 2,664 | 2,393 | 2,472 |
| 13 | リース資産(下流) | - | - | - | - |
| 14 | フランチャイズ | - | - | - | - |
| 15 | 投資 | - | - | - | - |
上記表は、横スクロールで全体をご覧いただけます。
[算定範囲] KOMORIグループ(株式会社小森コーポレーションおよび連結子会社24社、財務支配力アプローチに基づく。)
[対象期間] 事業年度(4月1日~3月31日)
[算定方法]
- ※1 Scope1:「温室効果ガス排出量算定・報告マニュアル(Ver6.0)」(環境省)に基づき、燃料使用量に温対法・省エネ法で定められた係数を乗じて算定。
- ※2 Scope2(ロケーション基準):国内は全国平均係数を使用。海外は「IEA Emission Factors 2024」の係数を使用。
- ※3 Scope2(マーケット基準):国内は「電気事業者別排出係数一覧(令和7年8月1日)」(環境省)の電気事業者・メニュー別の基礎排出係数を使用。
海外は「Emission Factors 2024」(IEA)の係数を使用。 - ※4 一部拠点の使用量および排出係数に誤りが判明したため修正。
- ※5 Scope3:「サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出量算定に関する基本ガイドライン (ver.2.7)」および「サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出量等の算定のための排出原単位データベース (ver.3.5)(環境省・経済産業省)に基づきて算定。
カテゴリー1:原料および部品、付随したサービスの購入金額に排出原単位の乗じて算定。
カテゴリー2:設備投資額に資本財価格当たりの排出原単位を乗じて算定。
カテゴリー3:燃料・電力使用量に種別のエネルギー生産時の排出係数を乗じて算定。
カテゴリー4:トンキロ法を用い、調達及び出荷物流の輸送重量、距離、原単位、排出係数を乗じて算定。
カテゴリー5:産業廃棄物、一般廃棄物に種類別・処理方法別の排出原単位を乗じて算定。
カテゴリー6:出張交通費に交通手段別の排出原単位を乗じて算定。
カテゴリー7:通勤交通費に交通手段別の排出原単位を乗じて算定。
カテゴリー8:算定除外。リース車両の燃料使用及びリース事務用品の消費電力はScope1、2に反映済みのため。
カテゴリー9:算定除外。当社グループが販売する製品が顧客に届くまでの範囲はすべてカテゴリー4で算定しているため。
カテゴリー10:算定除外。当社グループが販売する製品は最終製品であるため。
カテゴリー11:販売製品のLCAに基づく使用段階のエネルギー消費量に排出原単位を乗じて算定。
カテゴリー12:販売製品の重量から廃棄物量に換算し、廃棄物の種別、処理方法別の排出原単位を乗じて算定。
カテゴリー13:算定除外。外部組織へ貸与しているリース資産がないため。
カテゴリー14:算定除外。フランチャイズ主宰を行っていないため。
カテゴリー15:算定除外。当社の投資は取引先との協力を目的し、利益目的での株式は保有していないため。
温室効果ガス排出量の第三者保証
当社が開示する非財務情報の妥当性、客観性を確認するため、一部指標についてアスエネヴェリタス株式会社の第三者保証を受けております。第三者保証を受けた指標にはチェックマークを付けています。
[対象指標] 温室効果ガスScope1, Scope2(ロケーション基準、マーケット基準)
[保証基準] ISAE3000、ISAE3410
2025年3月期のINPUT/OUTPUT


主要環境データ
| 項目 | 単位 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 2025年3月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 電気使用量 | MWh | 31,331 | 31,073 | 29,008 | 30,987 |
| うち再エネ電気使用量 | MWh | 597 | 625 | 1,039 | 2,644 |
| 産業廃棄物排出量 | t | 1,210 | 1,614 | 1,336 | 1,300 |
| 一般廃棄物排出量 | t | 361 | 353 | 283 | 284 |
| 取水量 | m³ | 122,981 | 101,926 | 83,807 | 103,838 |
上記表は、横スクロールで全体をご覧いただけます。







